3DCGで不気味な背景を演出する方法

3DCGで不気味な背景を演出する方法

不気味な演出は様々あるが、
ちょっとした設定で不気味さを演出する方法を紹介しよう。

演出方法はいたって簡単だ。

※今回使用するCGソフトはBlenderである。

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霧とカメラ

不気味な演出は以下の2つである。

  1. 霧を発生させる。
  2. カメラを傾ける

たったこの2つで雰囲気が大きく変わるのだ。

使用作品

以下の作品は前回紹介した、色のコントラストがなく、
背景全体が沈んでしまい記憶が残りにくい地下道のCGである。

underground

これは、僕がBlenderで制作した地下道のCG作品だが、
結構手の混んだ作品で、このまま終わらせるのは勿体無い。

そこで、不気味な地下道を演出しようと思う。

演出の手順

  1. 「World」を選択する
  2. 「ボリューム」を選択し、「ボリュームの散乱」を選ぶ
  3. 「カラー」白色を選択。
  4. 「密度」の調整。これは作品の環境によって調整具合が異なる。
    0.5や0.8とかになると、真っ白で何も見えなくなるぞ。
  5. カメラを傾ける。(角度はお好みで。)

blender 霧blender 霧

結果

blender 霧

どうだろうか。
最初の作品に比べると、大分、印象が変わったはずだ。

ライトがコントラストを生み、見やすい作品にもなった。

ちなみに暗いシーンでは、地面のマテリアル設定に
光沢などを加えてライトを反射させる事で、
より際立った作品に仕上げる事が出来る。

https://yosukeinoue.myportfolio.com/lighting-challenge-vol2 

※「ボリュームの散乱」を使用すると、サンライトだけでは画面は真っ暗になる。
サンライト意外のライトを用意しないとオブジェクトと霧は映らない。

まとめ

霧を発生させる。そして、カメラを傾ける。

たったこれだけで不気味な演出が可能になる。

これは、夜のシーンだけでなく、
昼間のシーンでも有効だ。

ただ、霧を発生させると、
レンダリング時間が大幅に増えるの難点だ。

低スペックのPCなら、
範囲が狭いシーンのみに活用するといいだろう。